Book of Recitations from the Writing of Lafcadio Hearn

Editorial Design

『新・小泉八雲暗唱読本』 2009年 監修:常松正雄 編集:村松真吾 発行:八雲会 デザイン:石川陽春 印刷・製本:有限会社高浜印刷 A New Book of Recitations from the Writings of Lafcadio Hearn 2009 supervised by TSUNEMATSU Masao translation: MURAMATSU Shingo publisher: The Hearn Society design: ISHIKAWA Kiyoharu printing: Takahama Printing Co.,Ltd

初版 表紙
初版(左)と改訂版 表紙
小・中・高生が小泉八雲の作品を英文で暗誦する「コンテスト」のテキストとして編集されたのが本書です。右の緑色のハーン像が表紙になっている方が現行の改訂版ですが、その前に半年だけ出回っていた赤いハーン像の初版も存在します。
 
改訂版 表紙

表紙の用紙にはOKミューズバナナを使いました。フェルト・マークといって、フェルトで押し当てたことに由来する文様がうっすら浮かぶ、手触りのやわらかな紙です。
私がデザインにかかわる以前の八雲会の本の表紙でよく用いられていたのは、レザックという動物の革のようなテクスチュアの紙で、私にとっては文集や記念誌、卒業生名簿など学校からもらう冊子の定番の用紙でした。同書もまた、学校を通じて参加申込を受け付ける「ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト」のテキストとして用いられるという点で、やはり学校で出回ることの多い1冊です。
ならば別の用紙を使うことで、学校生活を通じて受け取る数多くの冊子の中でも、特別な1冊にしてもらえたらと考え、レザックとも教科書とも異なる手触りを追求してみました。
表紙に引用した「さようなら!」という作品の、穏やかで美しい出雲の風景の描写のイメージから、この紙を選びました。用紙の色は、写真の改訂版が「アイボリー」、初版が「くるみ」です。
 
本文
この本の制作には、編集側で本文がほぼ組み上がった時点で参加しましたので、組版には直接タッチはしませんでしたが、ノンブル(頁番号)に章題を添えたり、脚注の単語をボールド(太字)にしたり、巻末注を2段組にして所定頁内に効率よくかつ読みやすくたり…などの助言を行いました。
A4チラシ

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